AGAについて…早速ですが、「AGA」という言葉をご存じでしょうか?
AGAとは、成人男性が発症する脱毛症のことで、男性ホルモンの量が関係しているといわれています。症状としては、男性ホルモンが多く分布している頭頂部や前頭部にみられます。
近年、若い方でも抜け毛や薄毛に悩んでいる男性が増えてきており、このAGAが原因ということも少なくはありません。
例えば、以下のようなことで悩んでいませんか?
メモ
・まだ若いのに薄毛が進行している
・薄毛のせいで自分に自信が持てない
・薄毛が原因でまわりの視線が気になる
・頭頂部の薄毛はどうやって隠していけばいい?
しかし、いざ薄毛対策をはじめようとしても、気持ちの面などで抵抗を感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
AGAは進行性がありますので、そのまま放置してしまうと髪の毛は減り続け、徐々に薄くなっていきます。
一度失われた髪の毛を生やすのは困難なため、AGAの進行を抑制するには、早期対策が大切です。
目次
■8割近くの男性が「薄毛を指摘されて嫌な気持ちになったことがある」と回答
薄毛に悩んでいる会社員男性を対象としたアンケート調査によると、「あなたは薄毛について誰かに指摘されて嫌な気持ちになったことがありますか?」という質問に対して、75.4%の男性が「はい」と回答しています。また、薄毛を指摘されたときの対応としては、「笑ってごまかした(62.4%)」という割合が最も多く、次いで「無視した(22.9%)」、「怒った(7.9%)」という結果になっています。
嫌な気持ちになりつつも、その場は笑ってやり過ごす方が多いようです。
実際にその頭皮の状態をそんままにしておくと、今の現状はよくなっていきません。
具体的には、
- 裏で陰口を言われている。
- 言葉に威厳がなくなる。
- 周りにいうことが伝わらない。
などと言ったような、仕事や生活環境に悪影響が出てきます。
ここからは具体的な解決策を確認していきましょう。
■これで完璧!AGAに有効な3つの対策
ポイント
- 生活習慣の見直し
- 適切な頭皮ケア
- AGA治療薬
① 生活習慣の見直し
生活習慣を見直すといっても、何から始めたらいいのか悩んでしまいますよね。
まずは、食事の栄養バランスと質の高い睡眠を心掛けましょう。
<摂りたい栄養素>
・タンパク質(肉、魚、卵、大豆、乳製品など)
・亜鉛(牡蠣、わかめ、赤身肉など)
・ビタミン類(ナッツ、レバー、野菜など)
<質の高い睡眠をとるためのポイント>
・睡眠時間は6時間以上を確保する
・就寝前にスマホやテレビを見ない
・寝る前のカフェインやアルコールを控える
とはいえ、毎回バランスのとれた食事をとるのは難しいと思いますので、不足しがちな栄養素はサプリメントで補いましょう。また、喫煙や大量の飲酒は、血流悪化や男性ホルモンの増加に影響するので、できるだけ控えるようにしましょう。
毛髪の薄毛は食べ物で予防できる?頭髪にお薦めできる食品&まずい食習慣をとことんまで解説!
② 適切な頭皮ケア
普段から適切な頭皮ケアを行うことで、薄毛予防に繋がります。また、頭皮を清潔に保ち、血流を良くすることで髪が育ちやすくなります。頭皮ケアといえば、身近な対策としてシャンプーが欠かせません。まずは、自宅でも簡単にできる適切なシャンプーの仕方をマスターしましょう。
<適切なシャンプーの仕方>
・髪と頭皮をしっかり濡らす
・シャンプーを手で泡立ててから洗う
・頭皮を中心にやさしく洗う
・洗い残しがないよう、しっかりとすすぐ
お湯の温度は38~40℃くらいのぬるま湯がちょうどいいといわれています。また、頭皮に良いシャンプーを選ぶなら「ノンシリコン」タイプがおすすめです。頭皮ケアによって、薄毛の予防や進行を遅らせることができますので、早速取り組んでみてください。
③ AGA治療薬
AGAの原因で男性ホルモンが影響しているとお伝えしました。
更に詳しく解説すると、男性ホルモンが5αリダクターゼという酵素に結び付くことで、DHTと呼ばれるAGAの原因となるホルモンを生成します。要するに、男性ホルモンと5αリダクターゼが結びつかなければ、AGAの原因であるDHTは生成されないということです。
AGA治療薬には、育毛剤のような頭皮へ直接塗るタイプだけではなく、飲み薬(内服薬)も効果があります。手軽にできる点からも最近では、飲み薬を使用する方の割合が増えています。
但し、副作用ありますので、服用については慎重に検討することが必要です。
30代からの若ハゲ対策はある?AGAの効果・費用・副作用・適性年齡
注意ポイント
<AGA治療薬の注意点>
飲み薬タイプの育毛剤は「医薬品の成分」を含んでいるため、医師の処方が必要です。
日本で認められている飲み薬として「プロペシア」が有名ですが、ドラッグストアなどでは購入することができません。頭皮に塗るタイプの育毛剤と比べると、飲み薬の方が費用が掛かったり、病院に行かなければならないという難点はありますが、AGA治療には飲み薬の方がより効果が高いといわれています。
抜け毛や薄毛に悩んでいる方は、まずは一度診察を検討しみると良いでしょう。
■薄毛対策の失敗談
参考
①色々な育毛剤やサプリに手を出す
勘違いしている方が多いかもしれませんが、育毛剤やサプリには発毛効果が認められていませんので、注意しましょう。
参考
②途中でやめてしまって後悔した
AGAは進行性がありますので、途中で治療を断念してしまえば、今までの努力が水の泡になりかねません。AGA治療は継続することが大切です。
参考
③もっと早くはじめておけばよかった
何度も繰り返しになりますが、AGAは進行性があるため、早めの対策が重要です。「髪が太いから大丈夫」「頭皮が固いから大丈夫」などとは考えず、抜け毛が増えてきたり、親族に薄毛の人がいたりした場合は、すぐに対策をはじめましょう。
薄毛に関するある体験談…
初めて作ったカツラは金具タイプと貼り付けタイプ。薄毛の悩みはなくなったが、さまざまなトラブルに巻き込まれ、奥様に言われた言葉でショックを受けたそうだ。だが、今はランニングが趣味など充実した毎日を過ごされている。彼に一体、何があったのだろうか?
「かっこ悪い自分」が許せない
実を言うと、僕は22歳くらいの頃から、うすうす薄毛が気になっていた。だが、この時点でそこまで目立っていないという事もあり、特に何かをするということは無かった。本格的に意識し始めたのは、24歳の時。昔と比べると、明らかにボリュームがなくなり始めていることに気が付いたのだ。
ボリュームがないと、地肌が見える。さらに、髪の毛のスタイルが決まらない。髪の毛のスタイルが決まらないと、かっこ悪い。自分で言うのもあれだが、学生の頃はわりとモテていた。だからこそ、薄毛の「かっこ悪い自分」が許せなかったのだ。
何度、久しぶりに会った地元の同級生たちから、飲みの席で「あれ、ちょっと薄くなってきていない?」と言われたことか。まぁ、お酒も入っていたし、恐らく誰も覚えていないが…。
「薄毛は、髪が長いと気づきやすい。」そう思った僕は短髪にして、髪の毛を立たせたり固めたりするなど、必死になって薄毛が目立たないように工夫した。お金がかかる育毛剤は使わず、なんとか手を打ってきたのだ。とは言え、その頃の僕はまだ20代前半。心のどこかで、不安な気持ちがあった。
カツラ変遷、そして彼女の指摘
今思い返すと、だからこそすぐに「カツラを付ける」という決断ができたのだと思う。記憶が少し曖昧だが、たしか、ポストに入っていたハガキがきっかけだった。そのハガキを読んだ僕は、「増毛」という選択肢に気が付き、とりあえず相談してみる事にした。そして、僕は初めて「カツラ」を手に入れたのだ。
最初身に着けたカツラは金具タイプと貼り付けタイプ。どちらも実際に付けて見ると、確かに前よりは見た目が良くなった。また、段階的に毛の量を増やしたので、周りの人からは「髪型が変わった」としか言われなかったのだ。しかし、金具タイプは髪質や見栄えがいまいちの上、外れる不安が常にあった。一方、貼り付けタイプは洗いにくく、頭皮が痒くてたまらなかった。
メーカーに対しての、不満もあった。例えばセット中に、カツラ以外の営業をされる事がよくあったのだ。「頭のマッサージにはこの機械が…」や「これをしないと、良くなりませんよ?」など、不安になる事もたびたび言われた。断れば良いだけの話なのだが、不満が少しずつ溜まっていった。
「せめて、周囲が気づいていないだけましか…」そう思っていたある日、僕の人生をひっくり返すような出来事が起きた。当時、僕は今の奥さんと同棲をしていたのだが、彼女に頭を触られ、「あ、着けているでしょ?」と言われたのだ。
この言葉をきっかけに、僕は製品を見直す決意をした。