かしこくジャッジ!AGA治療でしくじらないための5つの主要ポイント賢く判断!
AGA治療ができるクリニック|推薦5選!髪の毛が少ない人の為の治療法&かかるプライスもご紹介!
目次
AGA治療で失敗しないための5つの重要ポイント
AGA医療はこの15年でものすごく進歩しました。
しかし、気の緩みが生じると思わぬところで後悔するようなことになりかねません。
AGA診療でみなさんが「危険」にはまらないよう5つの重要ポイントをお伝えします。
キーポイント1.まず第一にAGAかどうか正しい診断を受ける
「インターネットから調べたら自分はAGAのようだ。どこで治療をしよう?」
薄毛が気になる方はあなた自身がAGAである前提でスタートすることが多いかもしれません。
でも、
・ あなたの髪の毛が少ないは本当にAGAだと考えますか?
・ AGAだったとしても、これ以外にの頭髪、頭皮の異変が発生している可能性はありませんか?
AGAに関係なく薄毛を引き起こされるものはいくつもあります。
・ 円形抜け毛症
・ 粃糠性抜け毛症
・ 膠原病による抜け毛
・ 感染症による抜け毛
・ メンタル的な問題から派生する抜け毛
・ その他
まずは薄毛に詳しい皮膚科で検査をつけてもらいましょう。
当院のご近所にある方は、「AGAかどうか」の診断だけで診療されても構いません。
ダーモスコピー(ダーモスコープ)として知られる、皮膚ガンなどの診断にも用いられる拡大鏡で毛髪の状態を詳細に観察、薄毛の分布具合、問診なども加味して判断します。
また軽いAGAの方において、別の原因で急に脱毛が増えることがあります。
・ 脂漏性皮膚炎の悪化
・ 細菌やカビによる感染症
・ 薬剤の副作用
などでそういう類のことが起こりえます。
背後にあるウイークポイントに気が付かず、AGAに対する医療のみを行ってしまえば、いい事態に有効ではありません。
特に最近になって急に見た目が目立ちだした方はご注意ください。
抜け毛に詳しいドクターにしっかりとジャッジしてもらうことをお勧めします。
ちなみに、AGAの治療現場では、皮膚科医としてのキャリアや実績を持たずに診療にあたってらっしゃるドクターもいるので、そこは気をつけたいところです。(皮膚科医でなくても、AGAや脱毛に詳しいお医者さんはたくさんいます。万が一の時のために。)
キーポイント2.インポートなどの不確実な手段で入手した薬に頼らない
AGA医療のために外国から個人輸入などでデュタステリド、フィナステリドのジェネリック薬をオーダーするケースがあるようです。
またガイドラインで勧められていないミノキシジルの内服薬を同様に入手して愛用する方もおられるようです。
海外のショップや輸入コンサルタントのすべてが堅実で信用できるとは限りません。
ニセモノ、B級品の被害にあうリスクがないとは言い切れません。
またインポートで健康被害が生じた場合、それはすべて自身の責任ということになり、だれもサポートしてくれません。
公的な救済制度である「医薬品副作用被害救済制度」からはもれてしまうのです。
(詳しくはhttp://www.pmda.go.jp/をご覧ください)
AGAの治療の際は、ぜひともAGAに実績豊富な医師のもとで正規商品の処方を受けていただきたいと思います。
キーポイント3.育毛ショップの価格の高い長期契約、ハイレベルな機器の購入に注意を
育毛サロンや影響が不確かなマシンに高額を支払うケースがあるようです。
なかにはトラブルとなって、国民生活センターに持ち込まれる事例もあるようです。
リラックスが目的であったり、医薬品の補完的ケアとして、費用負担と効果のバランスを正しく理解したうえで利用するのならばいいのかもしれません。
本当にそうしたサービス、販売品が自分に必要なのか、価格に見合うのか沈着冷静に考えていただきたいと思います。
キーポイント4.根拠のない噂話の渦に飲み込まれない
情報化社会になって、関心のあるデータ、ニュースは何でも入手できるようになりました。
AGA診察に関しても、ものすごい量の情報が溢れかえっています。
それらの中には、ドクターから見てかなりクエスチョン、疑問なものや、誰の目にも明らかに異なっているものもあります。
人間には、あなた自身が信じたい情報しか見えてこなくなるという傾向(バイアス)があるそうですが、AI時代、WEBサイト時代となって、そのの可能性がますますエスカレートしているように思われます。
あたかが自分で見い出したと思っている「価値のある情報」は、AIがあなたの訪問履歴をもとに選んだ「広告」や「アフィリエイト記事」、「おすすめ動画」なのかもしれません。
「みんながこのAGA治療がいいと言っている」と思えるのは、「あなたがそう思いたいから」かもしれません。
しかし、かと思えばインターネット上や検索サービスと無縁で生活していくことは、もはや困難だと思います。
実際にこのページに目を通しての多くの方も、WEBサイト検索経由でいらっしゃっているはずですから。
あとは情報のトレンドに乗りつつ、それに飲み込まれないようにするインテリジェンスを身にまとっていく、ほかないのかもしれません。
「閲覧できるインフォメーションのすべてが、現実という保証はない」
この当たり前の事、大切なことをぜひ意識しておいてください。
キーポイント5.長期的なバロメーターで治療のランニングコストを考える
あなたはこの先5年のうちに、AGA解決方法にいくらのご予算を支出する用意がありますか?
急にこんなことを尋ねられたらビックリ仰天するかもしれませんね。
でも、考えてみてください。
AGAは短い期間の治療で完治する性質のものじゃないと断言します。
ある意味、一生付き合うものです。
仮に5年間、AGAの見た目を改善させて、いい現状をキープしようとすれば、5年のあいだ治療代金の支払いが尽きることがありません。
当然、ご予算にも上限があると思います。
はじめにお金をかけてもいいから、いろいろな治療にトライして、そのなかから自分に合うものを選ぶ、という考え方もあるでしょう。
しかし、「AGA医療ガイドライン」を見ると結論はほぼ出ています。
(気になる方はこちら 日本のトップのお師匠さんたちがまとめた「AGA治療ガイドライン2017年版」を徹底解説)
特に、軽度から中等症の方は5α還元酵素阻害剤かミノキシジル外用のどちらか(または併用)で治療にチャレンジするのが妥当だと考えます。
それでも効果が不十分な方、AGAのレベルがより強い方が、次の段階としてそのほかの治療に進むことを考慮すべきです。
仮にAGA専門クリニックで治療してもらう場合でも、ほとんどのケースでは「5α還元酵素阻害剤」(デュタステリドかフィナステリド)はベースとして使われます。
それだけ重要かつ基礎的な治療薬なのです。
はじめにたくさんのことを試しすぎてご予算が尽きてしまえば、ベースになる「5α還元酵素阻害剤」を続けるのも難しくなるかもしれません。
治療のクラスを上げるにしてもステップ・バイ・ステップで進んでいくべきだ、というのがわたしの考えです。
懐にやさしい治療プランを立てましょう。
最後に:AGA医療は5年、10年換算で考えるとよい最後にリアルなお話をしたいと思います。
ここまで読まれて認識していただけたと思いますが、AGA治療は「リカバリー」がゴールではありません。
治療により症状を抑え、改善させますが、治療を終了したら効果は失われます。
デュタステリド以外のAGA治療についても、このポイントはほとんど一緒です。
当院では10年程度AGA治療を受け続けている方が何人かいます。
その一方で、治療の効果には満足し、納得しつつも、やがて来院されなくなる方も一定割合でいます。
トータルして、治療を実施している最中の人数は100名弱くらいかと思います。
これまでに治療をストップした方を含めると、わたしは数百人のAGAの相談者に対応してきたことになります。
多くのAGAの方に接してきた経験から考えて思うのは、人生の中に占有するAGA治療のニーズが減ると、自然と病院から足が遠のいていく、ということです。
そうしたきっかけは以下の様なものかもしれません。
参考
・ 結婚や就職などで環境条件が変わり、前ほどAGAを気にかけなくなった
・ 管理者になり、年齢にふさわしく薄毛でもOKかなと感じられるようになった
・ AGA医療より優先したい趣味や楽しみを見つけた
いろいろあると思います。
AGAは「ずっと付き合う物」ですが、AGA医療は「5年単位」「10年単位」くらいでザックリと考えるといいと思います。
「あと5年、あと10年前向きな意識を持ってトライしたい」
そう思っている方の気持ちを、AGA治療は後押ししてくれるでしょう。
10年たつと、それまでにいろいろな転換点が訪れているはずです。
考え方や、社会的な立場も変わってくるでしょう。
その先治療をキープするかどうかは、そのタイミングでチョイスすればいいことだと思います。